なぜ霊障との関係が知られていないのか?

霊障

このサイトでは自律神経失調症の原因が邪気であり、特に霊障の割合が多いという主張を展開しています。
しかし、世の中に精神科、心療内科、または各種治療院が多くありながらその様なことを言っているところはほとんどありません。

そのため長年に渡って自律神経失調症を患っているお客様に霊障が原因になっているとお話しても、その様なことは思いもよらなかったと感想を漏らす方もいます。

それでは一体なぜ霊障との関係が知られていないのでしょうか?

  1. 見えないエネルギー(気や霊)に対する理解がない
  2.  霊的感覚は人それぞれ異なることが多い。
  3.  本物のヒーラー・霊能者・気功家が少ない。

多分にこの様な理由が挙げられると思います。

① 見えないエネルギー(気や霊)に対する理解がない。

私は長年気功の施術に携わっていますので、気の実態について五感と同様レベルの感覚があります。
私は実際の施術の場数と霊性修行を重ねてきたことによってその様な感覚が開発されましたが、一般の方にとって気は何となくあるのだろうけれどはっきりとは分からないという感じではないでしょうか?

気の感覚は超能力とも言えますし、また大昔はもっと当たり前であった原始感覚とも言えると思います。
現代人の文明化した生活の中ではすっかり退化してしまったのかもしれません。

気に対する理解というのは、人間の本質的理解と繋がるのです。
それは例えば人は死んだらどうなるのか?ということです。
魂という肉体レベルにない人間の本体が死後も存在するというのは気(エネルギー)を前提にしなければなかなか理解ができません。

しかし、現代の西洋医学や多くの治療院は可視的な肉体レベルのみを対象として治療体系を築き上げているのが実情です。
また、実際には西洋医学に携わる医師や看護師の中には気(エネルギー)や霊魂の存在を信じている人もいるのだと思いますが、その様なことを職場で言えばその人の身分や立場が危うくなるのでしょう。

従って自律神経失調症、様々な不定愁訴の原因が霊障であるということは余り知られていないのです。

 ② 霊的感覚は人それぞれ異なることが多い

霊や気(エネルギー)という感覚は不可視なものであるため他人とその感覚を共有するというのがとりわけ難しいところがあります。
例えば、味覚という感覚をとってみても味覚が研ぎ澄まされて正常な人と、ジャンクフードばかり食べて味覚がおかしい人がいて、両者の感覚が同一であるとは言えないし、それを比較するのも難しい実情がありますが、それと霊的感覚も近いものがあります。

霊をあたかも生前の人の姿として捉え、会話もできる霊能者もいます。
また、霊は目で見えなくても気(エネルギー)の感覚として肌で分かるという人もいます。
本当に様々です。

また霊を目視できる人が上等かというとそれはまた別の話で、見えるけれどもそれを浄化する力が十分ではない人もいます。
一方、霊と会話はできなくても浄化する強い力を持っている人もいます。
霊が見えれば良いというものではないと思います。

霊が常に見えてしまうというのは、未浄化霊が存在する低層領域に意識のチャンネルが合ってしまっているということであり、それは必ずしも霊性が高いことを表すものではありません。

インドの本物の聖者は霊の話は余りしません。
それは霊と聖者の意識のレベルがかけ離れており、両者の存在する世界は交錯することがないからです。
しかし、彼らは神仏とのつながりが深く、強い法力を持っています。
そのため、神に浄化を依頼・祈願して帰依者の霊的な悩み事を解決することができます。

③ 本物のヒーラー・霊能者・気功家は少ない

ヒーラー・霊能者・気功家はそれぞれがその力の源泉とするところを幽界・霊界や神界に持っています。
大半のヒーラー・霊能者・気功家は霊界に存在する霊とつながりを持っています。
また一部の修行を重ねた気功家や行者・僧は神仏とのつながりを持っています。

霊能者が霊とつながっているから良いかというとそういうものではなく、霊にも高級霊から低級霊まで存在するのです。
しかも、人間に憑いてくるのは大体が低級霊の類です。
その様な能力者に相談をすれば、スピリチュアル・カウンセリングをしてくれて見えない原因まで教えてくれるかもしれません。
あなたしか知らないことを言い当てられびっくりすることもあるでしょう。
また、ヒーリングをしてくれることもあるでしょう。

しかし、あなたしか知らないことを言い当てたり、解決策を提示してくれたりしたからといってそれが最善解であるかはわかりません。
低級霊はほとんど人間と変わらないかそれ以下の意識レベルですので、その様なアドバイスにのってしまうと現実がおかしな方向にいってしまう可能性があります。

また、霊障の話となると、霊の話をクライアントにして恐がらせる、高圧的に説教をする、非常に高額な除霊代金を請求する、効果がはっきりしない物品を販売する(霊感商法)に関する話になることが多い傾向があります。

スピリチュアルな世界は見えない世界との関係の中で成立しますので、一般の方から見ると羨ましく思えることもあるかもしれません。
しかし、90%以上は眉唾なものと私は思います。(これはよく言われることです)
ですので、私自身がウェブサイトを幾つか閲覧して受けてみたいとかお会いしたいと思う方は余りいません。

私と同じ気功家で言えば、気が出る人はごまんと世の中にいますが、病気の背景まで感覚でわかる人は非常に少ないものです。
また、霊障とわかったとしても強い因縁がある病気の原因を浄化することができるレベルの人はこれもまた少ないのです。

深い因縁がある病気を解消するにはご神仏の力を借りなければできないと私は思います。
ご神仏の力を強力に使いこなす高い法力を得るには、本物の師に就いて本格的な修行(例えば密教など)をしなければその境地には至りません。
その様な人は市井(しせい)には少ないものですし、表には出てこない(有名になることを避ける)ので縁ある人しか辿り着けません。